10.11
Tue
図書館に行ったときには、必ず、「今戻ってきましたよ」の棚をのぞきます。

数少ない本の中から、ちょっと気を惹かれる本を探す方が、
図書館全体から探すのより簡単で、おもしろいのです。

全体だったら気づかないような本に出会えます。

今回はその中に旅の本2冊。

1冊は三橋昭さんという方の「フィレンツェで暮らしてみれば」。



サブタイトルは年金夫婦のイタリア生活です。

年金生活に入った男性が67歳から夫婦でイタリア暮らしを。住む町探しから、アパート探し。
かかった費用、一月の生活費などなど、実用的なことも書かれていて興味深いです。

67歳から、イタリア!よくそんなことできるなあ、なんて思いましたが、
できた理由のひとつはイタリア語ができて、イタリアにも日本にも、イタリア人の友人たちがいる。
それもかなり親しい友人たちが、ということのようでした。

ことばが使えるとはいっても、67歳の、心臓に持病まで持った男性です。
知らない世界で、新し経験をしてみたいという思いってすごいなあと思いました。

1998年発行の本なのでもう絶版かなあとアマゾンを開いてみたら、ありました!
地味だけれど読みつがれているのでしょうか。

もう1冊は益田ミリさんの「心がほどける小さな旅」



一人で、時に友人と小さな旅をしたときの話。
クスッと笑える話もあれば、ピンと孤独な話も。

どちらもお薦めの本でしたよ。

IMG_5263.jpg

イチジクジャム1弾完成。
写真がピンぼけ。
08.23
Sun
公民館講座がある建物の中には、
小さな図書コーナーがあり、気軽に本が借りられる。

たいていの人がそこにそんなコーナーがあることを知らないので、
「えっ!」というような本が残っているのだ。

今回は、
今話題の「火花」を借りてきた。
あと、「サラバ!」上下、「ロスジェネの逆襲」(←半沢直樹の原作ですね)「新参者」の4冊。

窓口で何冊まで借りられますか?と聞いたら、
「4,5冊」と言われたのです。

「4,5冊」。。。すごい答えです。

で、帰りのバスを待つベンチで、
「ロスジェネの逆襲」を読むのに夢中になっていたら、バスが来て、
大あわてで乗り込んだら、近所の方が乗っていたので話が弾み。。。。

バスから降りてもおしゃべりしながら家路につき、(ほんとに落ち着きのないおばさんである)

帰宅後すぐに、さっきの続きを読もうと本を取り出したら、
ない・ない・ない・・・・
「ロスジェネ」がない。

バスの座席の上に置き忘れてきたのでした^^;

「ロスジェネ」がおもしろくてよかったよ。
じゃなかったら、忘れてきたことにも気づかずに、
あとで、どこにいったんだ~と右往左往したはず。

バス会社に電話して、もらいに行ってきました。

ぼんやり暮らしているからな~
気をつけよう♪
comment 2
04.10
Thu
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昨日に引き続き、今日も本の紹介を。


手垢のついた、
「暮らし上手の家事ノート」町田貞子著(鎌倉書房)


初版が1984年で、私が買ったのは
1987年。27刷目です。もう27年も前に買った本ですね。


この本は繰り返し繰り返し読んで、
私のバックボーンになっているかもという本です。


ただし、この本の中身で私に定着しているのは、
ほんの少しで……。


この本の教えが全部身についていたら、
今頃我が家は、
スッキリと片づき、
将来の見通しを立てた上で貯蓄もあって、、、、
カリスマ主婦と言われているところなのですが、
かなしいかな。。。(トホホな状態で)


でもでもでも、
間違いなく私の暮らしの血と肉にはなっています!!!!


この本の教えで実行していること。


●家族が、何かの事情で、一人で食事をする時には、テーブルにつき相手をする。
(私が、地区の寄り合いなどで留守をするときには、ムスメに、お父さんが夕食を食べるときには、テーブルに座っておしゃべりしてあげてねと言っていました)


●子どもが「自分で自分で」というチャンスをとらえて、子どもになんでもさせる。
(上手にはできませんでしたが、気にせずに、小学校入学と同時に上履き洗いやぞうきん縫いを子どもの仕事にしました)


●子どもがやりたいということは身の危険がなく、法律に反しなかったらさせてみる。
(我が家は一人っ子なので、つい加保護になりがちでしたので)


などなど。。。


この本は、何か、ぶれそうになるたびに、手にとって読み返していました。
ある時など、トイレにおいといて、トイレに入るたびに読んでいたら、
ムスメも読んでいたようで(小学校の低学年?)、
お母さんは、町田貞子さんの教えを参考に私を育てているの?と聞かれました^^;


そうでしたけど、なにか。。。。。
ムスメもその後はよく読んでいました。



今、世を席巻している「片づけ」「節約」「掃除」などの基本がこの中にはつまっていて、中身は全然古くないです。
良妻賢母のすすめのようでいて、そうではなくて、根本のところに個の自立への願いがあるように思います。


町田さんの著書は何冊かありますが、すべておすすめです。



続 暮し上手の家事ノート―もの・時間・心…人生はすべて整理です

娘に伝えたいこと―本当の幸せを知ってもらうために


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04.09
Wed



昨年読んだ本の中で、
一番心に残った作品「さようなら、オレンジ」。

最近、本屋大賞にノミネートされたと聞いて、
あんな地味な作品にも日の目が当たるんだ、とうれしく思っていました。


といっても、太宰賞を受賞されたところで、脚光を浴びていたのでしょうが^^

今回、さらに大江健三郎賞も受賞したとのこと。


昨年読んだときにブログにアップしていたので、
そのまま載せてみますね。


 久しぶりに小説を読みました。

 グイグイ引き込まれてあっという間に読んでしまいました。

 主人公の切実な思いに「わかる・わかる・わかる」と思うところがいっぱいありました。

以下、帯の文章から


オーストラリアの田舎町に流れてきたアフリカ難民サリマは、オットに逃げられ、精肉工場で働きつつ二人の息子を育てている。母語の読み書きすらままならない彼女は、職業訓練学校で英語を学びはじめる。そこには、自分の夢をなかばあきらめオットについて渡豪した日本人女性「ハリネズミ」との出会いが待っていた。


 異郷の地でことばを獲得していくなかで、あきらめたように生きていた二人は少しずつ尊厳を取り戻していく。静かだけれど、力強い、再生の物語かな。。。。 


ついつい、作者の岩城けいさんと登場人物のハリネズミを重ねてしまう。


作中で、現地の大学に勤めるオットは、自分がキャリアを重ねていくのは当たり前で、
その傍ら、小さい子どもを抱え、貧しく、仲間もいない地で、もがいている妻の気持ちには思いもいたらない。
妻にはこんな作品を書くような力もあるのに!
(この辺の受け止め方が、作品なんだか現実なんかだダブってしまうのだけれど)


別に、小説家になりたいとか、なにものかになりたいなんて思ったこともないけれど、
自分とオットとの関係とも重なったりする。


女性と男性では受け止め方の違う作品かもしれない。


デビュー作がこんなだなんてすごい!とも思うが、
デビュー作がこんなで、大変かもとも思う。
次作が出たら、読んでみよう。




2014年の本屋大賞ノミネート作品は、

村上海賊の娘 』 和田竜(著) 新潮社  ←大賞

昨夜のカレー、明日のパン』 木皿泉(著) 河出書房新社

島はぼくらと』 辻村深月(著) 講談社

さようなら、オレンジ』 岩城けい(著) 筑摩書房

とっぴんぱらりの風太郎』 万城目学(著) 文藝春秋

教場』 長岡弘樹(著) 小学館

ランチのアッコちゃん』 柚木麻子(著) 双葉社

想像ラジオ』 いとうせいこう(著) 河出書房新社

聖なる怠け者の冒険』 森見登美彦(著) 朝日新聞出版

去年の冬、きみと別れ』 中村文則(著) 幻冬舎


この順番で得点とのこと。さようなら、オレンジ以外1冊も読んでいない。。。


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03.07
Fri
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輝かない
がんばらない
話を聞かない

そんな表紙のことばに気を引かれて手に取ったってことは、
まだまだ疲れている?

「草食男子」の名づけ親、深澤真紀さんのエッセイ集「働くオンナの処世術 」。

人生では、がんばったり誠実でいることも大事ですが、同じくらい「処世術」が大事なのです
という深澤さんの数々のメッセージは、

「がんばらなくていいよ」と言いながら、実のところ人一倍がんばって、時には矢折れ刀尽きたこともあったであろう深澤さんからの、働く女性への応援のことばのようでした。

上手に「ふてくされる」
仕事は、こなせばいい
「男って…」も禁句
わかってもらおうとしない
「心を込める」より「技術」
逃げていい、解決しなくていい
などなど、

女の人が、いろいろな波の中、その波をかわしながら、
とにもかくにもおぼれないで、上手に泳ぎ続けるための術が書かれていました。

ずーっと我慢して、最後に爆発し会社を辞めてしまう、なんてことにならないように。途中で小さく逃げる方法を覚える方がよいのです。
という言葉には、大きく頷いてしまいました。

片手に「ポジティブさ」を。
もう片手には「処世術」をくらいでいいのかも。

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