04.09
Wed



昨年読んだ本の中で、
一番心に残った作品「さようなら、オレンジ」。

最近、本屋大賞にノミネートされたと聞いて、
あんな地味な作品にも日の目が当たるんだ、とうれしく思っていました。


といっても、太宰賞を受賞されたところで、脚光を浴びていたのでしょうが^^

今回、さらに大江健三郎賞も受賞したとのこと。


昨年読んだときにブログにアップしていたので、
そのまま載せてみますね。


 久しぶりに小説を読みました。

 グイグイ引き込まれてあっという間に読んでしまいました。

 主人公の切実な思いに「わかる・わかる・わかる」と思うところがいっぱいありました。

以下、帯の文章から


オーストラリアの田舎町に流れてきたアフリカ難民サリマは、オットに逃げられ、精肉工場で働きつつ二人の息子を育てている。母語の読み書きすらままならない彼女は、職業訓練学校で英語を学びはじめる。そこには、自分の夢をなかばあきらめオットについて渡豪した日本人女性「ハリネズミ」との出会いが待っていた。


 異郷の地でことばを獲得していくなかで、あきらめたように生きていた二人は少しずつ尊厳を取り戻していく。静かだけれど、力強い、再生の物語かな。。。。 


ついつい、作者の岩城けいさんと登場人物のハリネズミを重ねてしまう。


作中で、現地の大学に勤めるオットは、自分がキャリアを重ねていくのは当たり前で、
その傍ら、小さい子どもを抱え、貧しく、仲間もいない地で、もがいている妻の気持ちには思いもいたらない。
妻にはこんな作品を書くような力もあるのに!
(この辺の受け止め方が、作品なんだか現実なんかだダブってしまうのだけれど)


別に、小説家になりたいとか、なにものかになりたいなんて思ったこともないけれど、
自分とオットとの関係とも重なったりする。


女性と男性では受け止め方の違う作品かもしれない。


デビュー作がこんなだなんてすごい!とも思うが、
デビュー作がこんなで、大変かもとも思う。
次作が出たら、読んでみよう。




2014年の本屋大賞ノミネート作品は、

村上海賊の娘 』 和田竜(著) 新潮社  ←大賞

昨夜のカレー、明日のパン』 木皿泉(著) 河出書房新社

島はぼくらと』 辻村深月(著) 講談社

さようなら、オレンジ』 岩城けい(著) 筑摩書房

とっぴんぱらりの風太郎』 万城目学(著) 文藝春秋

教場』 長岡弘樹(著) 小学館

ランチのアッコちゃん』 柚木麻子(著) 双葉社

想像ラジオ』 いとうせいこう(著) 河出書房新社

聖なる怠け者の冒険』 森見登美彦(著) 朝日新聞出版

去年の冬、きみと別れ』 中村文則(著) 幻冬舎


この順番で得点とのこと。さようなら、オレンジ以外1冊も読んでいない。。。


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コメント
最近めっきり読書から遠ざかっているので、こういう風に紹介されると、断然読んでみたくなります!
ネックは「老眼」ですな(笑)
私は、有川 浩さんが好きなんですよ~
TVドラマ化された「三匹のおっさん」が始まるので
録画して見たいと思っています。
sakura | 2014.04.09 17:46 | 編集
sakuraさま
ぜひ、お読みください。
女性だったら、この気持ちはわかると思います。

老眼。。。ハイ。この気持ちもわかります(笑)。

有村浩さんの作品、楽しく読めますよね。
「植物図鑑」とか「フリーター、家を買う」などを読みました。

otayori | 2014.04.09 18:36 | 編集
sakuraさま
「三匹のおっさん」新しいドラマですね。
有村さんの作品だったんですね。
知りませんでした。響きは楽しい感じですが、
明るいドラマなんでしょうかね^^

一度見てみます。
otayori | 2014.04.09 18:38 | 編集
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